其の二  草履台

 

 着物を着たら必要になる小物として重要なのが履物。

最近の若いお嬢さんなどはサンダルやブーツを合わせてモダンな装いを楽しんでおられますが、昭和生まれのおばはんは、そこまで冒険する勇気は持ち合わせてない。

という事で、一般的な草履台の形としては舟形・小判型ではないでしょうか。

正式には台の高さも色々ありますが、今回は形にフューチャー!

舟形は先にいくにつれ細くなり「シュッ」とした印象。「粋」でカッコ良いのは船形に間違いない!(個人の見解です!)でも、履くと足の小指が台から落ちるため、足が痛くなったり、疲れやすくなるのが玉に瑕。

では、小判型はどうかと言うと履き心地はめちゃくちゃ良いが、形は粋というよりは「はんなり系」。でも、いくらかっこ良くても、足が痛くなったら早く帰りたくなるし、粋な振舞なんてどこぞかに飛んで行ってしまうのがおち・・。(個人的な見解です!)

というので今回私のおススメしたい台の形は「スクエアー」!!                     

この台に巡り合い、履き始めてからはスクエアー台を愛し、スクエアー台しか目もくれず履き続けています!

これぞ探し求めていた、シュっとしてはるけど、足も痛くならない優れもの!

素材選びで「粋」から「上品」「エレガント」にも使用可能!

「草履新調しようかな?」考えている方、是非、スクエアーも候補に入れてみてください!

 

                                        石川貴美子

   

    舟形          小判         スクエアー

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