モノづくりにかける情熱と細やかな職人技
人の手によるものづくりと、日本ならではの美しさを真摯に追求し、お客様の心に届く商品をご提案いたします。
- 詳しくはこちら
記事: 礼装のお草履
礼装のお草履
礼装と一言で言っても大きく分けて慶弔あります。
今回はお葬式と結婚式に着用するお草履をおすすめしたいと思います。
結婚式のお草履
結婚式の場合は立場や着物の格によりお草履は変わります。
花嫁・花婿さまのお母様で黒留袖を着用される場合、また、親族の結婚式で黒留袖や色留袖を着用するときにおすすめなのは金、銀を基本としたお草履です。
「金」「銀」どちらが良いか悩まれた場合は帯の色目に合わせると統一感が出ます。
<博多織鼻緒のフォーマル草履>
その他、ご友人の結婚式や甥御様、姪御様の結婚式など場合は最近ではカジュアルなお式も増え、お着物をお召しになるだけでも格が上がりますのでお草履はこうでなければだめ!というのは薄れてきてはいると思います。
お着物の種類もお振袖や訪問着から付け下げ、色無地などが上げられます。
お着物に似合っていれば良いと思いますが、黒ならエナメル素材、もしくは薄い色目を選んで頂いた方が安心です。
<花唐草> <結>
<ほまれ 誉 細型> <ほまれ 誉 エナメル>
お葬式のお草履
喪服に合わせるお草履は「全て黒」であることがマナーとされています。
また、黒だからといってエナメルなどの光る素材はNGです。
喪草履を履くのは「お葬式」だけではなく、お別れ会、偲ぶ会など略礼装で着物は色無地や江戸小紋などのダークな色目に、帯や帯揚げ、帯締めを黒にした時にも履かれます。
法事などの仏事事の時にも着物の場合は黒のお草履となります。
素材もバッグと同様に革製品は避けた方が無難です。
布製のお草履がベストですが、雨などの天候やメンテナンスのしやすさからPVC(合皮)もおすすめです。
礼装とは慶弔とわず相手があっての装いです。
お相手が不快な気持ちにならない装いを意識しましょう。
今後の草履選びの参考にして頂けたら幸いです。
コメントを書く
Ezt a webhelyet a hCaptcha rendszer védi, és a hCaptcha adatvédelmi szabályzata, valamint szolgáltatási feltételei vonatkoznak rá.