かぶせ式のバッグは、端正な美しさがあって大好き!
…ですが、法事やお別れの会にはフォーマル感が強すぎて「お葬式感」が出てしまうのが、ずっと気になっていました。
そこで、かぶせ式よりもう少し柔らかい雰囲気のバッグとして、こちらを購入しました。
箱型のトートバッグですが、ホースヘアという素材とかっちりとした仕立てで、間違いなく格式高いフォーマルバッグです。
一方、上質なホースヘアのフォーマルバッグですが、トートバッグには違いないので、かぶせ式にはない軽やかさがあります。
この「フォーマルバッグであり、トートバッグでもある」具合が、なんとも絶妙。
「かぶせ式だから」持てないシーンもあるでしょうが、
「トートバッグだからこそ」持ちやすいシーンって案外多いのではないかと思います。
シンプルなので、ハンドルにタッセルを下げたり、スカーフを巻いたり結んだり等のアレンジで表情が変わるのも良いです。
華やかさをプラスすれば、使える場が広がると思います。
ベロ式なので、上から見ると 】【 ←こんな形の隙間があります。
ざっと測ると両端の一番空いているところで約3センチ、中央の一番狭いところで約1センチ。
意外と塞がっている印象で、中身は見えにくいです。
入れ方によっては、明るい色の物は目立つかも。
容量は、まあ普通。
一通りの物は入ります。
インナーマグネットなのも良いです。
すっきりとした見た目もさることながら、ベロから手を離すとスッと下がってカチッと留まります。
かぶせ式より更にスムーズに思えます。
つまみはないけれど、胴体とベロのマグネットの間に手を差し込んで持ち上げるイメージで簡単に開けられます。
(が、この方法は所作が雑に見える恐れがあるので、正解ではないかも。正解を教えて欲しいです)
正直なところ、「これさえあれば!」というバッグではないかな。
でも、
礼服に負けないフォーマル感があり、
平服でも大袈裟過ぎず、
普段のおめかしや慶事でも持てる控えめな華がある。
万人向けではないかもしれないけれど、使い勝手の良いフォーマルバッグだと思います。
織物の宝石「ホースヘア」
一般的な織物に比べ熱や摩擦に強いホースヘアは、世代を超えて使い続けられる素材として知られています。フォーマルに適した数多くの素材を扱う岩佐が、その中で最高峰に位置づけているのがホースヘア。その理由は、天然の馬の尾が持つ強度と上品な光沢感、そして機械による生産が不可能なハンドメイドの希少性にあります。
